2025年09月17日
2025年7月23日(水)、帝京大学法学部政治学科 朴井ゼミに所属する3年生の学生が、館クリーンセンター(東京都八王子市)を訪問し、循環型社会の実現に向けた八王子市の先進的な取り組みについて現地調査を行いました。朴井ゼミでは「地方自治」をテーマに掲げ、自治体の現場に足を運び、担当職員から直接説明を受け、ゼミ内での議論を通して理解を深めるフィールドワーク型の学習を重視しており、2022年の戸吹クリーンセンター訪問、2024年の館クリーンセンター訪問に続き、今回が3回目の循環型都市政策に関する現地調査となります。
同市は、環境省が発表している「人口50万人以上の都市における1人1日あたりごみ排出量」で6度目の全国最小を達成しています。当日は、その背景や取り組みについて担当職員から説明を受けました。食品ロス削減のためのマッチングサービスや段ボールコンポストの普及、焼却灰を原料とするエコセメント化による埋立処分ゼロの実現、市民?事業者と自治体が一体となって行う活動、災害時の電力供給機能など、幅広い施策を紹介いただきました。また、自治体職員の姿勢や課題認識についても理解を深めました。
学生からは「市民への説明会を1700回以上行い、信頼を積み重ねてきた自治体職員の姿勢に感銘を受けた」「焼却灰がエコセメントとして資源化され、道路資材などに活用されていることに驚いた」とコメントがあり、八王子市の取り組みを自分たちの地域や身近な活動にどう生かすかについて考える機会となりました。
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